アルコール依存症の闘病記。医師から即答。即、入院決定。

アルコール依存症の闘病記・医師から即答でアルコール依存症と診断され、その日に入院手続き。


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闘病記
〜症状編〜
・毎日朝から飲酒
・家族が怒り出した
・限界がきて離婚決意
・アルコール依存症と診断され入院決定


〜入院・治療編〜
・入院は3ヶ月
・アルコール依存症は一生治らない
・家族の者全員飲酒してはならない


〜退院後編〜
・日常家庭での治療
・日常生活で気をつけること
・一生向き合って行く覚悟
・もし飲酒が発覚したら


アルコール依存症について
・今更ながらではありますがアルコール依存症とは
・アルコール依存症を治療しようとしない3つの理由(言い訳)
・アルコール依存症診断チェック(別リンク)
・アルコール依存症・闘病の記録(ブログ)









闘病記・症状編/ アルコール依存症と診断され、その日に入院手続き

紹介していただいたのは、アルコール依存症については実歴もある有名な病院。



通されたのは、普通の診察室ではなく、第○相談室という、いかにも「専門の部屋です」という雰囲気をかもしだしているお部屋。
私も同席。両親も同席。


そこでのカウンセリングが始まりました。が、
まず、妻ではなく私から受けました。

本人ではいいようにごまかす、それが常套手段だとのこと。診療にあたった先生はこのことがすでにわかっていたようで、
直感でこの先生は百戦錬磨な方だ、と感じました。


カウンセリングはつづき、

・これまでの経緯
・現状、
・これからどうなろうとしているか

などを伝えました。



先生は考えることもせず、即答。

「間違いなくあなたはアルコール依存症です。
今日の午後から部屋を空けているので、入院の手続きをお願いします」



先生は「何百人と患者をみてきているが、典型的なアルコール依存症の症状です」ということでした。




妻は突然の入院宣告に戸惑い、まずは拒みました。入院なんて嫌だ。と。


が、そこは百戦錬磨の先生、


「それも依存症患者が誰もが言うこと。 
このままの状態で家庭がまともに戻ることはありません。そして自宅でなんとかなる病気ではありません。
アルコール依存症は、病気です。この飲酒は、癖でも習慣でもない。病気が飲ませている。
病気だから入院が必要なのです。」


この一言で妻はだまりました。
はっきりと、
「病気だ」
と、宣告されたことで。


そして私もわかりました。
どれだけ自分がいろいろ言ってもまったく効果なかった理由が。

自宅で治せない病気なのだから。






アルコール依存症は、自宅では治すことはおろか気づくこともできず、ただ悪化の道をたどるだけ、と、主治医より教わりました。実際医師の診断を受けるまで至らずにアルコール依存症に気づけぬまま飲酒と健康障害・家庭崩壊になっている「予備軍」はかなりおられるそうで、私も実家の提案がなければ離婚による家庭崩壊の末路をたどるところでした。ここではっきり言われたことは、病気だから自宅で自己流では絶対に治らない、ということでした。






もしこのページをみて同じ症状とのお心当たりがあるなら、放置は絶対せず心療内科やメンタルクリニックへのカウンセリングを強くすすめます。

私たち家族がそうであったように、適切な治療を行えば、アルコール依存症は克服できます。


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◆患者と生活を共にする家族の心構え5か条◆
1.家族全員誰も飲酒してはならない
2.酒を家に持ち込んではならない
3.酒のある施設、店、繁華街へいかない
4.毎朝必ず患者に抗酒剤を飲ませる
5.再飲酒が発覚しても攻めない、すぐ病院へ連絡



◆相談窓口◆
全国精神保健福祉センター一覧
アディクション問題を考える会(AKK)

・アルコール薬物問題全国市民協会
  TEL:03-3249-2552
  月〜金 10:00〜16:00



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