アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。入院、治療を拒否する家庭の本音。

アルコール依存症の治療を嫌がる、拒否する家庭もあります。放置は非常に危険な状態です


Top Page>アルコール依存症を治療しようとしない3つの家族の理由(言い訳)







闘病記
〜症状編〜
・毎日朝から飲酒
・家族が怒り出した
・限界がきて離婚決意
・アルコール依存症と診断され入院決定


〜入院・治療編〜
・入院は3ヶ月
・アルコール依存症は一生治らない
・家族の者全員飲酒してはならない


〜退院後編〜
・日常家庭での治療
・日常生活で気をつけること
・一生向き合って行く覚悟
・もし飲酒が発覚したら


アルコール依存症について
・今更ながらではありますがアルコール依存症とは
・アルコール依存症を治療しようとしない3つの理由(言い訳)
・アルコール依存症診断チェック(別リンク)
・アルコール依存症・闘病の記録(ブログ)










アルコール依存症を治したがらない家族の本音、3つのいいわけ


治療拒否理由1 心療内科・精神病院へ行くのに抵抗がある

本人ではなく、家族が、の、お話。
これは心療内科への先入観がそうさせているのでしょう。

私自身、心療内科へは月1回、患者である妻とともに通ってますが、
何の抵抗も感じません。

自分が行くのに抵抗あるから、ていう理由で放置はいけないと思います。思い切って扉をたたかなければ何もかわらないと思います。



治療拒否理由2 自分も飲めなくなるのが嫌だから

これは「家族の心構え」に詳しく掲載する予定ですが、アルコール依存症患者が一人いればその家族は全員、飲酒をしてはなりません。そういう場所へも行けなくなります。これは私も言われました。

アルコール依存症が「家庭ぐるみの病気」といわれるのもここからきてると思います。

それが嫌で、自分が酒を飲めなくなるのが嫌で、治療をさせない、

このことは治療の際に通達されます。そこで初めて「自分も飲めなくなる」と知ります。

私の場合もともと酒は飲めないので抵抗はありませんでしたが、
この「家族全員飲酒禁止」が耐えられない家族の方が、
入院を拒否したり、退院後の再飲酒をとめなかったりして、以降の治療を拒否してしまう・・・・



アルコール依存症は一家全員で向き合う病気だから、家族の者全員の理解が必要、と、主治医に教わりました。

逆言えば家族からの理解が得られない場合治療は困難、とのことです。



治療拒否理由3 医療費が高額で払えない

私の妻の場合、入院治療の総費用はおよそ45万円かかりました。
3ヶ月の入院で。

確かに、45万円は、決して安くはない。

そして医者も、慈善事業はやりません。これだけの額がいることは事実。

これはある意味回避不可能な課題かも知れません。ですが、契約社員という職務体制でありローンも信用低くて組めないながら、わが家庭ではなんとか支払うことができた額ではあります。
もちろんそのためにアルバイトもしました。値打ちのありそうなものはオークションかけました。とにかく、金の足しになれそうなことはなんでもやり、寝る間も惜しまずに働きました。

その根底には、治したい、笑顔のある家庭を取り戻したい、そのためなら何だってする、ていう意思の強さがありましたから、何ら苦痛ではありませんでした。



まとめると、この3つの理由はすべて、克服できるものであり、

アルコール依存症を申告に受け止めているなら、即刻考えを改めてほしい理由でもあります。


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◆患者と生活を共にする家族の心構え5か条◆
1.家族全員誰も飲酒してはならない
2.酒を家に持ち込んではならない
3.酒のある施設、店、繁華街へいかない
4.毎朝必ず患者に抗酒剤を飲ませる
5.再飲酒が発覚しても攻めない、すぐ病院へ連絡



◆相談窓口◆
全国精神保健福祉センター一覧
アディクション問題を考える会(AKK)

・アルコール薬物問題全国市民協会
  TEL:03-3249-2552
  月〜金 10:00〜16:00



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