アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。

闘病記・症状編/ 家族の限界。離婚を決意

実家に、電話。
「迎えにきてください。もう、無理です」


離婚を決意。


まともに生活しておらず一日中泥酔、何のための夫婦生活なのか。

いる意味あるのか。ない。
もう嫌だこんな生活。こんな生活するくらいなら一人で暮らす方がましだ。



累計すると、
妻の飲酒により酒代として消滅していった金額は、
総計300万円超。


当然妻は無職で、給料所得は私のみ、すべて自分が管理し、食品などの買い物のときにだけお金を渡すようにしてはいるのですが、その金から酒代にあてていたようで。


飲む種類もチューハイにとどまらず、
ワンカップ日本酒、発泡酒とふえていっていました。

とくに多かったのが柑橘系のチューハイ。

かなり頭に来ていた私はそのCMがテレビに流れるとチャンネルを変更、
怒りがはげしいときはテレビ画面をなぐっていました。





引き取ってもらうように、妻の実家へ迎えにくるよう電話。



次の日、妻の実家の両親が家にきました。

私はすべてを話し、膨大な空き缶の量をみせ、自分の正直な気持ち、無理だと一言

私はそのまま妻を実家へ連れて帰ってもらうようにいいました。
が、実は両親も家に戻しておきたくないようなしぶい反応。
なるほどな。


その代案が、
「医療費はすべてこちらで負担するから、病院で診察してみてもらえはしないか」




私はかなり疲弊しておりその提案をすぐに受け入れることはできませんでしたが、
それでどうしようもなければ、つれて帰る、という条件で、了承。

ラストチャンス、ということで、その提案通り、病院へ連れて行くことにしました。



すでに妻は他の病気で心療内科に通っていましたが、その心療内科からは何も飲酒について言及されておらなかったので、新しい病院を紹介してもらうことに。







アルコール依存症で家族が分裂崩壊することは、よくある話とのこと。その最大の原因はおたがいの理解度のなさ、といわれています。
家族の者はこれが立派な病気であると認識しなければならないし、本人をしっかり患者として接していかねば、私のように嫌悪するだけでは気づくことすら困難になります。アルコール依存症はまず家族の理解からはじまらなければなりません。

スポンサードリンク


NEXT ・アルコール依存症と診断され入院決定

トップページへ

Copyright 2012 アルコール依存症の入院と治療 無断掲載を禁じます