アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。

闘病記・症状編/ アルコール依存症と診断され、その日に入院手続き

紹介していただいたのは、アルコール依存症については実歴もある有名な病院。



通されたのは、普通の診察室ではなく、第○相談室という、いかにも「専門の部屋です」という雰囲気をかもしだしているお部屋。
私も同席。両親も同席。


そこでのカウンセリングが始まりました。が、
まず、妻ではなく私から受けました。

本人ではいいようにごまかす、それが常套手段だとのこと。診療にあたった先生はこのことがすでにわかっていたようで、
直感でこの先生は百戦錬磨な方だ、と感じました。


カウンセリングはつづき、

・これまでの経緯
・現状、
・これからどうなろうとしているか

などを伝えました。



先生は考えることもせず、即答。

「間違いなくあなたはアルコール依存症です。
今日の午後から部屋を空けているので、入院の手続きをお願いします」



先生は「何百人と患者をみてきているが、典型的なアルコール依存症の症状です」ということでした。




妻は突然の入院宣告に戸惑い、まずは拒みました。入院なんて嫌だ。と。


が、そこは百戦錬磨の先生、


「それも依存症患者が誰もが言うこと。 
このままの状態で家庭がまともに戻ることはありません。そして自宅でなんとかなる病気ではありません。
アルコール依存症は、病気です。この飲酒は、癖でも習慣でもない。病気が飲ませている。
病気だから入院が必要なのです。」


この一言で妻はだまりました。
はっきりと、
「病気だ」
と、宣告されたことで。


そして私もわかりました。
どれだけ自分がいろいろ言ってもまったく効果なかった理由が。

自宅で治せない病気なのだから。





アルコール依存症は、自宅では治すことはおろか気づくこともできず、ただ悪化の道をたどるだけ、と、主治医より教わりました。実際医師の診断を受けるまで至らずにアルコール依存症に気づけぬまま飲酒と健康障害・家庭崩壊になっている「予備軍」はかなりおられるそうで、私も実家の提案がなければ離婚による家庭崩壊の末路をたどるところでした。ここではっきり言われたことは、病気だから自宅で自己流では絶対に治らない、ということでした。






もしこのページをみて同じ症状とのお心当たりがあるなら、放置は絶対せず心療内科やメンタルクリニックへのカウンセリングを強くすすめます。

私たち家族がそうであったように、適切な治療を行えば、アルコール依存症は克服できます。



スポンサードリンク


NEXT ・入院は3ヶ月

トップページへ

Copyright 2012 アルコール依存症の入院と治療 無断掲載を禁じます