アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。

闘病記・症状編/ 家族が怒り出した

家族といっても私しかいないのですが、
アルコール依存症に対する知識がない上にどう対処していいかも知らないまま、ただただ、怒りをぶつけるだけの日々。




以降、妻が酒を飲むのをみるたびに、私は罵声を浴びせていました。
そして、その日はほとんど会話をしませんでした。
酔っている妻をみるのも嫌だったもあり、私は別部屋にこもりでていかないようにしました。

ふたりで外出していても、飲酒に走った時点ですべてを中断して家に強制的に帰宅したこともあります。



でも、どんなにやめろといってもやめてくれないし、こんなかっこわるくて恥ずかしいこと、絶対しないでくれっていったって、絶対にやめようとしない。


ほんとに、いいかげんにしてほしかった。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、恐怖を与えるぐらい怒り狂った。、

それでも効果なかった。
翌朝には酒を買いにはしっていました。



外で酒を飲んだ帰りにふらついて道路脇に倒れ込み、2度、救急車で搬送されたこともあります。
そのうち1回は、後日警察に呼びだされました。

町の民生委員という方からも、指導うけました。




もう私の怒りは本気を通り越して臨界点に達し、妻に対して暴力をふるうようになりました。


酒を買いに走ろうとする妻を投げ転ばして、蹴りを2回。
そのあとひきずってベッドに投げ飛ばし。


私自身、妻への暴力なんてはじめて。
このときは自分の限界を感じました。


実家に、電話。
「迎えにきてください。もう、無理です」


離婚を決意。 です。






アルコール依存症は、家族が気づかなければ本人は一生気づくことがないといわれています。このように理解のないまま怒ったり酒を取り上げたところで、改善されることはまずありません。





もしこのページをみて同じ症状とのお心当たりがあるなら、放置は絶対せず心療内科やメンタルクリニックへのカウンセリングを強くすすめます。

私たち家族がそうであったように、適切な治療を行えば、アルコール依存症は克服できます。








スポンサードリンク


NEXT ・限界がきて離婚決意

トップページへ

Copyright 2012 アルコール依存症の入院と治療 無断掲載を禁じます