アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。

闘病記・症状編/ 一生治らないといわれた

家族も同席の上で、伝えられたこと、


アルコール依存症は一生治らない


これには驚かされました。
入院してまで治療に専念しているのに、治らないだなんて。




その理由はこうでした。

アルコール依存症は一度発症したら、たとえ酒を断ったとしても、ほんの気の緩みで1滴でも飲んでしまったらそれがきっかけでまたもとの酒に溺れる日々にあっさりと戻ってしまう。

つまり、本人の気持ちひとつでいつでも患者になれる、というもの。

また、過去に入院治療してるからコップ1杯ぐらいまでなら飲んでも大丈夫、なんて考えもまかりとおらない。
一生、酒を断った日常生活をしていくことになる。だからアルコール依存症は一度発症したら、二度と治らない。


入院の目的は完全治療ではなく、というより完全治療は不可能なので、日常生活に於いて飲酒要求のない身体、飲酒要求に打ち勝てる強さ、アルコール依存症と一生向き合い戦っていく力を養うこと、


上記の内容を理解してもらうよう、本人だけでなく家族の者にも説明をしている、とのことでした。


アルコール依存症は一生治らないので、飲酒は一生してはならない。


ディナーのワインも、正月のお神酒も、アルコールに関連したものはすべて、一滴たりとも。




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