アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。
本人ではなく、家族が、の、お話。
これは心療内科への先入観がそうさせているのでしょう。
私自身、心療内科へは月1回、患者である妻とともに通ってますが、
何の抵抗も感じません。
自分が行くのに抵抗あるから、ていう理由で放置はいけないと思います。思い切って扉をたたかなければ何もかわらないと思います。
これは「家族の心構え」に詳しく掲載する予定ですが、アルコール依存症患者が一人いればその家族は全員、飲酒をしてはなりません。そういう場所へも行けなくなります。これは私も言われました。
アルコール依存症が「家庭ぐるみの病気」といわれるのもここからきてると思います。
それが嫌で、自分が酒を飲めなくなるのが嫌で、治療をさせない、
このことは治療の際に通達されます。そこで初めて「自分も飲めなくなる」と知ります。
私の場合もともと酒は飲めないので抵抗はありませんでしたが、
この「家族全員飲酒禁止」が耐えられない家族の方が、
入院を拒否したり、退院後の再飲酒をとめなかったりして、以降の治療を拒否してしまう・・・・
アルコール依存症は一家全員で向き合う病気だから、家族の者全員の理解が必要、と、主治医に教わりました。
逆言えば家族からの理解が得られない場合治療は困難、とのことです。
私の妻の場合、入院治療の総費用はおよそ45万円かかりました。
3ヶ月の入院で。
確かに、45万円は、決して安くはない。
そして医者も、慈善事業はやりません。これだけの額がいることは事実。
これはある意味回避不可能な課題かも知れません。ですが、契約社員という職務体制でありローンも信用低くて組めないながら、わが家庭ではなんとか支払うことができた額ではあります。
もちろんそのためにアルバイトもしました。値打ちのありそうなものはオークションかけました。とにかく、金の足しになれそうなことはなんでもやり、寝る間も惜しまずに働きました。
その根底には、治したい、笑顔のある家庭を取り戻したい、そのためなら何だってする、ていう意思の強さがありましたから、何ら苦痛ではありませんでした。
まとめると、この3つの理由はすべて、克服できるものであり、
アルコール依存症を申告に受け止めているなら、即刻考えを改めてほしい理由でもあります。
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