アルコール依存症の入院費用や治療内容、その後の通院詳細情報。

アルコール依存症は「薬物依存症の一種」であり「精神疾患」

アルコール依存症は、単に酒が好きというわけではなく、本人の意思とは無関係なとこで飲酒への欲求が抑えきれなくなり、結果、常時飲酒が絶え間なくつづくようになる、心の病気。

見た目、酒好きの度がすぎている、ていう捉え方もできるので、症状の発見がしづらい。


私の場合も妻の飲酒状態を「アルコール依存症」と認識するまでなかなか気づけられず、病気だと知らずずっと飲酒を続ける妻に対して怒鳴るかあきれるかで、適切な処置を行わないまま5年放置してしまってました。


その原因は様々だと言われてますが、大抵は精神的な要因からのケースが多く、
うちの妻の場合、精神的な不安から飲酒の常習化が始まりました。
もともと強迫神経症とうつ病を発症していたこともあって、ひとつの現実逃避からはじまった飲酒が常習化したと思われます。


そして、「アルコール依存症」だとわかる境目が定められていないので、飲酒の度合いが異常だと思ったときが疑い時、でよいかと思います。

おかしいな、これって普通じゃないな、と、かんじたら、とにかく病院で相談。

アルコール依存症の症状

私の妻の場合、まず酔いの覚めない日はありませんでした。日常まともな生活が遅れず、朝は起きず晩は寝ず、家事も行わず、部屋は酒の空き缶が散乱、私にとっては地獄絵図でした。

食事もまともにとらず常時酒ばっかり飲む上に、酒にもそこそこカロリーがあるから死にはしないなど自己弁護までしてきて(もちろん根拠ありません)、家庭は崩壊の寸前でした。

このように、放置しているとまずおこりうるのが家庭崩壊で、これにより離婚せざるを得なかったという話もよくききます。とくに男性側が依存症だった場合暴力も伴うときがあります。

アルコール依存症を放置しての、最悪の結末が、家庭崩壊、そう、私は思います。


もうひとつの放置による苦痛、それは、社会的信用を、本人だけでなく家族毎失うこと、でしょう。

私の妻は朝から飲酒というのが近所でも知れ渡ってしまい、私自身とても肩身の狭い生活をさせられていました。そしていつも、その怒りの矛先を妻にぶつけていました。

また、コンビニや駅の待ち合い室、道中など至る所で倒れて、そのうち救急車に運ばれたこと2回、警察に事情聴取に呼び出されたこと、1回、
近所の方に連絡をもらいひきとりにいったこと数知れず、それがために会社を休まねばならなくなったこと数知れず。
助けてもらった方、酒販売店の店主、警察の方、などなど、
頭を下げたこと、数知れず。

もはや私の居場所はなくなっていました。


また、本人の身体も悪影響がはじまります。

放置をつづけると、体内に蓄積し抜けきらなくなったアルコールは確実に身体を蝕みます。他の栄養摂取がおろそかになることからはじまる栄養障害、内蔵への負担による疾患などあげたらきりがないほどに。私の知人で2人、家族がアルコールの穫り過ぎで亡くなっています。 もし、依存症だと発覚できたなら、助かったかもしれません・・・・

これが実体験に基づく、アルコール依存症の症状です。






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